英検1級2次試験のトピックカードをエクセルで再現

英語

英検1級の2次試験の面接では、5つのトピックが書かれたカードを渡され、そこから自分の話すトピックを選択します。短い時間で5つのトピックに目を通して、トピックを選択するというのは2次試験の中で重要なポイントです。ここで躓いてしまうとスピーチが上手くできなくなってしまいます。この過程を練習できるように、ランダムで5つのトピックが表示されるトピックカードをエクセルで再現しました。

練習用のトピックカードを作ってみました

あらかじめ用意したトピックに順位をつけて、上位5つのトピックが表示されるようになっています。F9キーを押すと、関数の再計算が行われて表示されるトピックが更新されます。

トピックカードの作り方

トピックカードの作り方を説明していきます。

1. カードに表示するトピックの準備をする

カードに表示する候補となるトピックをトピック欄に入力します。参考書やウェブサイトのサンプルから取得したり、自分で作成したりして入力します。

※シート名をトピックに変更しています。

2. 順位付け用の乱数の設定をする

下記の関数を入力して、順位付けができるように、各トピックに0から1の間の乱数を割り当てます。

=RAND()

※オートフィルで後続のセルに関数をコピーした場合、全てのセルに同じ乱数が表示されます。F9を押して乱数が更新されるか確認してみて下さい。

3. 各トピックの順位を決定する

手順2で設定した乱数を基にして、各トピックの順位を決定します。下記の関数を入力します。

=RANK(C2,$C$2:$C$11)
C2に入力されている値がトピック全体のなかで何番目に大きいかで順位が決定されます。
以降のセルにはC2の部分がC3、C4、C5...と各トピックが対象となるように入力します。
=RANK(C3,$C$2:$C$11)
=RANK(C4,$C$2:$C$11)
=RANK(C5,$C$2:$C$11)
︙

4.トピックカードに5つのトピックを表示する

新規のシート(トピックカード)を作成し、手順3で決定した順位の1~5番目のトピックが表示されるように、下記関数を入力します。

=INDEX(トピック!$B$2:$B$11,MATCH(1,トピック!D2:D11,0))
トピックの中で順位が1のものが表示されます。
以降のセルには順位が2、3、4、5となるように入力します。
=INDEX(トピック!$B$2:$B$11,MATCH(2,トピック!D2:D11,0))
=INDEX(トピック!$B$2:$B$11,MATCH(3,トピック!D2:D11,0))
=INDEX(トピック!$B$2:$B$11,MATCH(4,トピック!D2:D11,0))
=INDEX(トピック!$B$2:$B$11,MATCH(5,トピック!D2:D11,0))

以上で完成です。実際の試験を意識した練習に使ってみて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました